在来種 鶯宿梅 熟成梅酢 120ml
在来種 鶯宿梅 熟成梅酢 120ml
在来種 鶯宿梅 熟成梅酢 120ml

三年熟成 梅酢 120ml

  • 公式WEBショップ&直営店限定
  • 軽減税率対象
商品番号 f585
鶯宿梅を漬け込んだ漬け樽から汲み取った梅酢。非加熱です。
¥ 540 税込
5 ポイント進呈

送料について

梅と生き、梅に生かされた生産者の徳重文子さんが、半世紀にわたって育て上げた農薬不使用の古来種~在来種の梅を、食品添加物無添加で仕上げた珠玉の梅食品です。
土の養分がまるごと凝縮したかのような実をつける梅園の樹からは生命力を感じずにはいられません。
大地のエネルギーが結実した梅の実は、力強く身に染みる味わいがします。さまざまな味覚の要素が混ざり合い、調和し、口から全身に広がっていくようです。
酸っぱいだけでは決して無い、身体が欲する美味しさと言えるのかもしれません。
昔から、梅はその有用性の高さから生活のさまざまな場面で役立てられてきました。
梅の良さをもっと実感していただきたく、アムリターラ フーズではふさわしい梅を探し求めて、宮崎県都城の梅農園にたどり着きました。

味のひとこと

酸っぱいだけではない美味しさ。
浅漬けや自家製飲料などにおすすめです。

鶯宿梅の梅干しの漬け上がりの梅酢

鶯宿梅を漬け込んだ漬け樽の底には、梅のエキスを含んだ真っ赤な梅酢が溢れ出んばかりに溜まっています。その樽から汲み取った梅酢です。
非加熱のため、酵素や乳酸菌等の有用菌が活きています。
古くから梅はその防腐効果が期待され、お弁当などに利用されてきました。おにぎりを握るときの手水代わりや、煮物に少し加える等のご使用もおすすめです。ラッキョウやミョウガ、キュウリなどを漬け込んだ梅の浅漬けも、鶯宿梅の熟成梅酢でお試し下さい。

土は命 食べ物は人の命

生産者の徳重文子さんは語ります。
「梅と生き、梅に生かされてきました。昭和37年から半世紀以上もの間、農薬を一切使わずに良質な有機肥料のみで育ててきた梅園の土には命が宿っています。 その昔、病弱な自分の命が梅によって救われたことが、梅栽培を始めたきっかけでした。 あえて栽培が難しく収穫量の少ない古来種の鶯宿梅を選びました。」
宮崎県都城という日本では温暖な地域で、周辺からの農薬を被らないようにと三方を山に囲まれた場所に梅農園を拓きました。徳重さんの梅づくりはまず健康な土を育てることから始まり、農薬を使わずにコツコツと梅の木を育てていきました。
木の根元は、干し草や自家製のやぶ椿の油粕などによりミネラルが豊富で、地中では微生物が元気に活動し土壌全体が呼吸しています。微生物の働きでミネラルたっぷりの、本当にふかふかの土です。
この柔らかい土には、細い棒がズブズブと土中1m20cm近くも吸いこまれていきます。長い時間を掛けて土中で増えた有用微生物達が土を耕し続けてくれたお陰です。

古代梅「鶯宿梅」

鶯宿梅は、1200年の伝統を誇る古来品種の梅で、古くから日本の情景を彩ってきました。
鴬宿梅がどれほど古い品種なのかは、その命名の由来となる故事に見てとれます。
平安時代、村上天皇が紀貫之の娘の家の見事な梅を所望され、自分の庭に移植させたところ、梅の持ち主であった紀貫之の娘がこれを諫めるため「勅なれば いともかしこし鶯の 宿はと問わば いかが答へむ」(勅命とあれば名誉なことではございますが、この梅の木に遊びに来る鶯たちに「私達の宿はどこに行ったでしょうか?」と尋ねられたら何と答えてやればよいでしょうか?)という歌を梅の枝に結びつけたことから、村上天皇がこれを深く恥じて梅をもとの庭に返され、以来その紅梅を「鶯宿梅」と呼ぶようになったそうです。

在来種「光友1号」「雲水」

この梅農園では鶯宿梅の他にも、在来種である「光友1号」(福岡八女地方の地梅。この梅の故郷である“光友”にちなみ、徳重さんによって名付けられた)、そして鶯宿梅に混じって1本だけ生えてきたという地梅「雲水」から採れた梅の実を使用しています。
雲水と名付けられた所以は、ちょっと心温まるエピソードです。
鶯宿梅の中でただ1本、どのような気候においてもたくさんの実をつける梅の木を発見した徳重さんは、皆が「阿呆梅」と揶揄する中、この健気な梅の木に名前をつけようと考えました。
鶯宿梅に紛れてこの農園にやってきて、どんな状況でも毎年たくさんの実を付け、梅花の季節になると、鶯宿梅の花のピンクに囲まれて1本だけ場違いな白い花を咲かせる。そのとらわれのない感じや、花の色から「雲水」という行者の名前を付けました。
名前をつけた年の、花の時期のこと。びっくりして目を疑う徳重さん。なんと、毎年白い花を咲かせていた雲水の花が、紅梅よろしくピンク色に咲いていたのです。徳重さんは、名前を付けられた雲水が「喜んでくれている!」と思ったそうです。
その後、接ぎ木をして増えていった雲水の子供たちは、元の通り白い花を咲かせるそうです。
「光友1号」と「雲水」どちらも徳重さんが育んだ「生きている土」のもとに実った、在来種の梅です。

この製品を使ったおすすめレシピ

・ドレッシング 梅

詳細情報

内容量

120ml

原材料

青梅(宮崎県) しそ(宮崎県) 塩

保存方法

直射日光を避けて冷暗所に保存してください。

レビュー