STORY
ワイナリー「ESCALA HUMANA WINES(エスカラ ウマナ ワインズ)」を立ち上げたハルマンが復活させた、アルゼンチン唯一とされるマルヴァシアワイン。樹齢約90年。「私たちは祖先がUco Valleyにもたらし、歴史に翻弄されて忘れ去られてしまった葡萄品種を救出することで、その多様性を高めたいと考えています。」
その昔、移民によってUco Valleyにもたらされたマルヴァシアは、高級志向のワイン生産の波に呑まれ、完全に忘れ去られた品種となっていました。国外での経験からマルヴァシアの素晴らしさを知っていたハルマンは、荒廃したかつての葡萄畑を次から次へと探しまわり、遂に裏庭に放置され、取り除かれる寸前の19列の古いマルヴァシアの樹を見つけます。マルヴァシアは、もうワイン製造用には使用されていなかったため、ワイン製造用の葡萄として公的機関に承認を受ける所からはじめます。アルゼンチンのオレンジワインは、香り高く酸味があるが、テクスチャーと骨格の面で弱さを感じていたハルマンが、マルヴァシアでバランスの整った素晴らしいオレンジワインを作り上げました。
VINIFICATION(醸造)
手摘み。60日間コンクリートエッグにてスキンコンタクト。プレス後、冬の間熟成しています。
LIVVERÁ
商品名の「LIVVERÁ(リヴェラ)」は、女性の名前「LIV(=LIFE)」と「VERA(=TRUTH)」を組み合わせた造語で、LIBERTY(自由)を意味します。ワインを作ることは、彼らの「真実の」「人生」であり、自分自身を解放して「自由に」人生を楽しむことです。