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なぜ自然栽培米が良いのか?① ─農薬─

平成28年度の新米が入荷しました! 天然水育ちの自然栽培米

なぜ自然栽培米が良いのか?① ─農薬─

日本では想像以上に農薬が使われている

日本で流通されている農作物のほとんどが「慣行農法」という農薬や化学肥料を使用した栽培方法で育っています。じつは、日本での作付面積に対する農薬の使用量は世界的に見てもとても多いといわれています。実際に2010年度のOECD(経済協力開発機構)のデータを見てみると世界2位。いかに農薬の使用が常態化しているかが、よくおわかりいただけるでしょう。

それでも作物に応じて残量農薬の基準量は決められていますが、日本の雨が多く温暖という気候では、乾燥して冷涼な国とくらべて病害虫の被害や土壌の養分を横取りする雑草なども多くなってしまうので、殺虫剤と除草剤が多用される傾向にあるようです。

追いかけっこはいつまで続く

近年の農家では、米をはじめとした作物に虫が発生してしまうと、作物の見た目が悪くなってしまったり、作物が枯れてしまったりしてしまうので、それを防ぐために殺虫剤が使われます。また土壌に対しても、土壌に潜む病原菌などの被害を防ぐために、消毒用の殺菌剤や除草剤を撒くことが一般的になっているようです。

こうした農薬は、作物に害をなす虫や病原菌を撃退することができますが、同時に土壌中に住む優良な微生物たちの数も減らすことになり、作物の育成に必要不可欠な団粒構造(だんりゅうこうぞう)を破壊することにもつながってしまいます。

団粒構造とは土壌の粒が結びつくことでかたまりをつくり、それが二重三重につらなっている構造のこと。土壌微生物の分泌物などが「糊」の役割をはたしており、土の粒同士をくっつけているのです。この団粒構造には数多くの隙間があります。それが通気性や排水性を生むおかげで、水ハケが良くなり、栄養を作物の根に供給しやすくなるのです。この団粒構造はとても壊れやすく、いったん壊れてしまうと元に戻すことは非常に困難だといわれています。

農薬や化学肥料によって団粒構造が破壊されると、過剰に酸性に傾いていきます。こうなってしまうと粒同士の結合が極端に弱まってしまい、本来の通気性や吸収性が大きく損なわれてしまうのです。栄養の吸収が悪くなるので今度は化学肥料を入れますが、それによって土が酸性に傾き、ますます団粒構造が壊れます。化学肥料は吸収が良いので作物は早く成長しますが、人間で例えるとメタボや虚弱体質の状態。当然、病気に罹りやすくなるので、それを治療しようと、さらに農薬を投入するという悪循環を招いてしまうのです。こうして、まるでぐるぐる回り続ける鬼ごっこのように土がどんどん痩せていき、農薬や化学肥料が増えていくという図式が完成してしまうのです。