開発ストーリー

アムリターラは2008年に6つのスキンケアアイテム(クレンジング、洗顔、化粧水、美容液、クリーム、スペシャルケアオイル)でスタートしました。

その6アイテムの中で唯一のスペシャルケア用アイテム〈ビューティーエイジトリートメントオイル〉を、この度13年ぶりにリニューアルしたものが〈ビューティエイジ ブルーミング エッセンス〉です。リニューアルの経緯やオイル美容液への想いを、アムリターラ代表兼商品開発の勝田小百合がお伝えします。

ブランド設立時からのロングセラーを、13年ぶりにリニューアル

カプセル入りオイル美容液実は、自分の会社を立ち上げてブランドをスタートするにあたりどうしても作りたかったものが、カプセル入りのエイジングケア*1用オイル美容液なんですよね。

 

アムリターラを始める前にもオーガニックコスメのプロデュースをしていた時期があり、オイル美容液自体は作っていましたが、エイジングケア*1成分であるボリジ(ルリジサ)オイルやローズヒップオイルを納得のいくバランスで配合することがなかなかできなかったんです。

カプセル入りオイル美容液

こういった酸化しやすいオメガ3やオメガ6脂肪酸が多い繊細な植物オイルは、フレッシュな状態をキープするために1回使用分ずつカプセルに入れる必要があると思っています。でも理想の形で商品化するには諸々ハードルが高く、実現が難しかったのです。なので自分の会社でブランドを立ち上げると同時に、どうにかこれを実現できないかと模索して、満を持して作った特別に想い入れのあるアイテムでもあります。

 

長年ご愛顧いただいてきたロングセラーではありますが、今年の春にブランドのリニューアルもスタートし*2、少し落ち着いてきたこのタイミングで、更にパワーアップさせたリニューアルに踏み切りました。エイジングケア*1アイテムであることやカプセル封入されているという点は継承し、配合成分を精査して新たな植物成分を加え、香りも良くなっています。

アムリターラが考える化粧品におけるオイルの役割

ビューティエイジ ブルーミング エッセンス著書でも書いていますが、私は「化粧品はオイルの質が何より大切」だと思っています。化粧品の大きな役割は、年齢とともに減っていく水分や皮脂を補うことなんです。なので、毎日使う化粧品にどんなオイルが入っているか、そしてどんなオイルをお肌にプラスしてあげるかということがとても重要。

ビューティエイジ ブルーミング エッセンス

 

〈ビューティエイジ ブルーミング エッセンス〉に配合している植物オイルは、他の全てのアイテムと同様、自然栽培や野生、もしくは栽培時の農薬・化学肥料や収穫後のポストハーベスト農薬を使っていないものです。もちろん有機溶剤抽出で高温処理されたようなものではなく、ジュースを搾るように低温圧搾した、元気で栄養価の高いものだけを使用しています。

 

あまり意識していない方もいるかもしれませんが、化粧水は良質な水分を、美容液には水溶性の有用成分、クリームには油溶性の有用成分を入れ込んでいます。なので、忙しい日でもできる限りこのステップは毎日習慣にしてお手入れするとバランスが良いです。更に、肌の状態に合わせた特別なケアとしてオイル美容液が存在します。毎年限定数で発売している〈モリンガシードオイルセラム〉や、今回の〈ビューティエイジ ブルーミング エッセンス〉がこれにあたりますね。

 

オイルカプセルこの〈ビューティエイジ ブルーミング エッセンス〉は〈ビューティエイジ〉の名前の通り、オメガ6やオメガ3などの繊細だけれど時々はお肌に使ってあげるとエイジングケア*1に嬉しい植物オイルやエキス、そして、この商品は実は〈ホワイトエッセンスフルーティオイル〉(販売終了)も継承していますので、潤いで透明感アップを目指す成分も配合されています。複合的でありつつ、スペシャルケア用として作っているので、肌を甘やかし過ぎないためにも週1~2回の使用がオススメです。

オイルカプセル
ちなみに限定発売している〈モリンガシードオイルセラム〉は、オメガ9脂肪酸メインの酸化しにくいオイルなので、カプセルでなくスポイトタイプのボトルに入れています。こちらはスペシャルケア以外にも、肌の状態に合わせて量を調整して、毎日のお手入れの中に入れ込むこともできるタイプのオイル美容液です。

インフューズドオイルについて/植物の個性を活かす

配合している成分についてお話しします。今回まず特長的なのが3つの「インフューズドオイル」です。インフューズドオイルというのはオイルに植物の油溶性の有用成分を溶かし出したもので、今回はハトムギ種子や紫根(しこん)、北海道産のハマナスの花を、それぞれの個性を活かすために別々にホホバ油に漬け込んで成分を抽出しています。

 

ホホバ油自体にももちろん高い保湿作用がありますし、ハトムギは肌を整える働きのヨクイニンで有名。紫根やハマナスもアムリターラではお馴染みの植物で、紫根は古くから肌のケアに使われてきた歴史があります。ハマナスはビタミンCを含み、肌の引き締めも期待できます。

 

紫根
ダマスクローズ

紫根

ダマスクローズ

 

通常、インフューズドオイルには脂溶性の成分しか抽出できませんが、ナチュラルでありながら特別な技術で水溶性の有用成分も油の中に包み込むような形で抽出しています。

 

それ以外にも盛りだくさんなのですが(笑)、女性に嬉しいザクロの種子油やダマスクローズの精油、それからエイジングケア*1成分として潤いとツヤを補うアルガンオイルも入っています。先ほどお話しした、ボリジ(ルリジサ)オイルやローズヒップオイル、月見草油もエイジングケア*1をサポートしてくれます。

 

ハマナス/紫根/ハトムギ

美しさが花開く、華やかな香り

精油のラインナップも華やかです。〈ビューティーエイジトリートメントオイル〉から継承している、振動数が高いために緑色をしているダマスクローズ精油や、「永久花」とも呼ばれるイモーテルに加えて、希少な超臨界抽出法のジャスミン(溶剤抽出が一般的)、聖書にも登場するフランキンセンスやミルラといった、甘くスパイシーな香りの精油を採用することで、香りも一層華やかになっています。

 

実は香りの調整が難しくて、オメガ3やオメガ6系のオイルを使うと、どうしてもちょっと生臭いような独特な香りが出てしまいがちなんですよね。なので、今回はなるべくそこを自然にマスキングできるような精油のバランスにもこだわりました。世界的にも活躍している日本人の調香師が監修しています。こうして言葉にしてみると、本当にこだわり要素が盛りだくさんであることを実感しますね(笑)。例えるなら、美しい花々を集めたブーケのような商品です。

イモーテル/フランキンセンス/ミルラ

 

この商品のキャッチコピーは「美しい瞬間、花ひらく/エイジング肌に贈る、ナイトオイル美容液」。多種の花々の成分を配合したスペシャルなオイル美容液で、美が開花するイメージです。カプセルに封入されているためにオイルベースでありながらフレッシュで、この小さなカプセルに美が凝縮されているという意味で、商品名に「エッセンス」とつけました。宝箱のような、自分へのご褒美にぴったりなオイル美容液です。お手入れの時間を楽しみながら、ぜひ、ご自身の美を咲かせていただけたら嬉しいです。

 

 

*1 年齢に応じたお手入れ
*2 アムリターラではできる限り商品や資材の「廃棄」を減らしたいというエコ的な観点より、段階的に数年かけてブランドリニューアルを行っています

 

  • ビューティエイジ ブルーミング エッセンス

    年齢が気になる肌に贈る、ご褒美オイル美容液