人の想いがやがて米となって実る
稲の命が凝縮されたひと粒に感謝を込め、稲刈りの時に手を合わせる実取さんが、このように話して下さいました。
「食べる方のお腹だけでなく、心まで満たせるように、全ての作業の時に、種籾や苗、稲に「ありがとう」と声をかけています。
米は、稲の種であり命そのものです。稲刈りの時は、ここまで育ってくれた感謝と稲の命を絶つ申し訳なさを込めて、作業の始まりと終わりに手を合わせています。
太陽と水と空気と土という、自然の恵みによって生かされる暮らしがしたいと常に感じています。次の世代の“当たり前”を作るために、常に挑戦していきたいと思っています。」