
九州産の自然栽培米粉(うるち米)を湿式の『気流粉砕方式』と呼ばれる、お米にやさしく均一に仕上げる粉砕方式で製粉しました。調理加工に用いる米粉において重要とされるのは、粒子が細かく均一に整っていてばらつきが少ないことだとされます。またお米に含まれるでんぷん質があまり損傷していないことも大切で、精米時にできるだけお米に無理なく短時間で製粉されることが望ましいです。その点、湿式の気流粉砕方式は、お米の湿度を保ったままお米同士をぶつけ合ってその衝撃で粉砕するため、物理的な摩擦による衝撃よりもでんぷん質にやさしく、より短時間で粉体に加工できるとされています。空気を含ませながら粉砕するため加工時の温度上昇が比較的緩やかなのが特徴です。